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ゴルフ、ゴルフ、またゴルフ
私がゴルフを始めるまでは、年に数度は観光旅行に行っていた私たちが、『観光』 というものをほとんどしなくなって久しい…。最後にゴルフクラブを持たずに旅行に行ったのは、いったいいつのことだったか…。
毎週末ゴルフをし、連休だといえば泊りがけでゴルフに行き、年に何度かの長期休暇では必ずゴルフ場がある所へ旅行に行き、姪の結婚式にカナダに行くといえば、途中でアメリカに寄って、ゴルフキャンプに参加する、といった生活を何年も続けているうちに、当然、夫婦の会話の90%くらいはゴルフ関連というくらいになってしまいました(笑)。
そんなのつまんないよ、という人も多いかもしれませんが、それまで仕事以外(同じ業界だったので、仕事の話はよくしましたが)共通の話題が余りなかったことを思うと、例え話題がゴルフオンリーであろうとも、会話が増えたのは単純にいいことだと思っています。
少なくとも、老後の生活に、少し明るい光がさしてきた気がします。
ゴルフ用品店と、場所はかなり限られますが、夫婦で買い物を楽しむ(夫婦とも買い物が嫌い)など、以前は考えられなかったし、朝起きたらニュースより先にゴルフチャンネルを観る夫と、カウチにならんで座ってゴルフを観戦するなんて、夫としたら、全く別の新しい奥さんをもらったような気がしてるに違いありません。
ゴルフチャンネルなんて、5分も観ていたら子守唄以上の効き目があったのに、今やヒストリー・チャンネルを観ている旦那に、ゴルフチャンネルにかえてと頼んでいる自分に驚いています。
そんな生活をしていたら、友人はゴルフをする人ばかりになっていき、夫婦の間だけでなく、友人たちと集まっても、話すのはゴルフの話ばかり、となっていきました。
友人たちもみな、シンガポール以外にも、この辺の近隣諸国や、ヨーロッパやアメリカ、南アフリカなど、世界中のゴルフコースをまわっていて、ゴルフの話をはじめたら止まりません。
以前は、こんなにゴルフ馬鹿なのは、世の中でうちの夫くらいだと思っていましたが、気がついてみると、周りはみんなゴルフ馬鹿ばっかり、という状況になっていました。
こんな私たち夫婦だから、その他大勢のゴルフ馬鹿な友人たちと同様、快適にリタイア生活をする場所の第一条件が、ゴルフ場が沢山あること、となるのは、もう至極当然の流れでした。
なので、タイに住むとなれば、私たちの中で有力候補は、バンコク、パタヤ、ホアヒン。次点でチェンマイといったところ。
普通に人気のプーケットやコサムイはかなり人気度が下がります。
本当にゴルファー達は単純で、話もまとまりやすくて扱いやすい(笑)。