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クリスマスの準備

シンガポールの空港に着いたら、そこは既に 'クリスマス' だった・・・。



シンガポール<-->バンコク間はいつもだいたいターミナル2という、古いほうのターミナルから離発着するので、最近遠出をしない私は、ターミナル3から足が遠のいていたのだけれど、昨日は夕方の6時にシンガポールに着いて、週末だし、雨も降っているし、これから家に帰って、夕食の為に出直すのは面倒だな～と思い、食事の為にターミナル3に移動した。
ターミナル3は、別に空港に用事がなくても、食事だけの為に来る人も多いくらい、比較的飲食店が充実している。
近所に住んでいる人にとっては、駐車スペースもしっかりしてるし、MRT （地下鉄のようなもの） も乗り入れしているので、他のショッピングセンターに行くのと同じような感覚で来るのだろう。



ターミナル2にも、既にクリスマスの演出はされていたが、やはり長距離国際線のメインと、ナショナル・フラッグのシンガポール航空がメインに使っている、ターミナル3は気合の入れようが違う。



出発ロビーは、クリスマスの飾り付けで有名なオーチャードロードも真っ青というくらい、既にそこだけ 'クリスマス'。



早速写真を撮って、友人たちと Facebook上でシェアするも、欧米人たちもみなビックリ。
ここは遊園地か？状態のターミナル、更に土曜の夕食時間帯とあって、ターミナル3にあるレストランはどこも長蛇の列。
みるからに、殆どの人が旅行客ではない。
いつものTシャツに短パン、ビーチサンダルという、ホアヒンで見るのと変わらないいでたちの家族連ればかり・・・。
まあホアヒンと違うのは、彼らの殆どが、ここまでベンツかBMWを乗り付けて来ているというくらい・・・。
それにしても、週末のショッピングセンター状態のターミナル3で、わざわざ並んでまで食事をする気力がなかったので、プランはサッサと変更し、タクシーに乗ってまっすぐ家へ帰ることにした。



家に帰れば、長期間家を空けるときでも、家に買い置きしておける、便利なワインとアイスクリームというものがある。
・・・そんなこんなで家に戻ってみると、リビングには一面、クリスマスツリーの飾り付けが広がってるではないか。
前回2回の移動で、シンガポールの家にあったクリスマスツリーはホアヒンの家に移動した。
その後、うちの旦那がひとりでシンガポールに戻って来たので、持って帰ってこられるだけ、ツリーの飾りを持ってきて欲しいとお願いし、中型スーツケース2つ分持って来てくれていた。
その残りが、リビングの床中に並べられている・・・。
たぶん、ストアージから一端全部出して、ここに広げて、ジグソーパズルのように、あれを入れたりこれをだしたりしながら、パッキングしたのだろう。
時間切れで片付ける暇がなかったのか、残りは私に持ってくるようにというメッセージのつもりだったのか・・・。
とりあえずこれを全部もって帰れば、ホアヒンの家のクリスマスの準備は完璧だ。
アメリカから持って帰ってきた9フィートのクリスマスツリーは、もう10年以上使っているので、だいぶニードルが抜け落ちてきてるけど、初めて見る人は、たいていの人が 『本物の木？』 と聞くくらいよくできている。
次回ホアヒンに戻ったら、早速飾り付けをして、灯りをともしたい。
ホアヒンの家に、きっとよく映えるはずと、今から楽しみでならない。

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