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自宅にプールがいるか、いらないか
ホアヒンで外国人が家を買う場合、留守にすることも多いので、一軒家とはいっても、ゲートがあってセキュリティの人が常駐しているタイプの物件を買うことが多いと思います。アメリカなどにもよくある、米国で一般に 『ゲーティド・コミュニティ』 と呼ばれるスタイルで、周りが塀で囲まれていて、中に入るにはセキュリティを通っていかなければなりません。
我が家も、当面はシンガポールと行ったり来たりの生活になるし、海外旅行に行けば、数週間家を留守にする可能性もあります。
一軒家なら、ゲーティド・コミュニティのタイプ、ということで、セキュリティのない不動産には最初から興味はありませんでした。
ゲーティド・コミュニティのタイプは、コンドの一戸建てバージョンのようなもので、月々の管理費が取られるかわりに、色々なメンテナンスが込になっています。
常駐のセキュリティ・ガード、ガーデニングやプールのメンテナンス、街までのシャトルバスでの送迎など。
何が含まれているかによって、管理費の額も様々です。
なので真剣に検討をはじめると、この辺りの確認も必要になってくるでしょう。
ゲーティド・コミュニティには、共用のプールやジムがあるところもあるし、マネージメント・オフィスが常駐していたり、そこに小さなカフェが併設されているところもあります。
ビックリするくらい管理費が高いところもあれば、メンテナンスは各自のアレンジで管理費は取らないというところもありました。
あれこれ検討していくうちに、他の点ではほぼ意見が一致していた私たち夫婦の間に、決定的な意見の不一致が発生しました。
自宅の庭にプールがいるか、いらないか。

共用のプールがある所も多く、うちの夫は、メンテナンスが面倒だから、それでも十分といいます。
私はどうしても、プライベート・プールが欲しいと思っていました。
タイに住むようになったら、自分達が旅行して歩くかわりに、2-3週間という単位で、友人達に遊びに来てもらう、というのが、私達の老後のエンターテイメント計画のひとつです。
その為、自分達がゴルフをするからというだけでなく、ゴルフ好きの友人達に、遊びに来たいと思ってもらうためにも『ゴルフ・リゾート』 として、ホアヒンをえらんだのだというのもあります。
とは言っても、友人が全員皆、ゴルフ好きというわけではないし、夫は好きだが妻はゴルフには全く興味がないというカップルもいます。
ゴルフをしない人にも、ホアヒンにホリデーに来てもらうには、自宅にプール。
私は、これは絶対外せないと思っていました。
共用プールに行くために仕度をして、家に鍵をかけて出かけて行く、というのは考えただけでも面倒です。
リビングからワイングラスをもって、一歩外にでたら、プールサイド。
ワインをつぎに、ちょっとキッチンに戻ったり、雑誌を読みたくなれば、直ぐそこに本棚があったり…。小腹がすいたら、冷蔵庫も直ぐそば…。
ゴルフをしない人の休暇は、そうあるべきだと思っています。

ホアヒンに住んでも、ゴルフをすることしか考えていないうちの夫には、これがなかなか理解できないようでした。
どの物件にするかという話をする度に、最終的にいつももめるのはプールのことになってきました。
ただ幸いなことに、このプールの件に関しては、誰に話をふっても、ほぼ100%、全員が私の味方。
老若男女、ゴルフをするしない、の別なく、みんな自宅にプールがあった方がいいといいます。

自分がお金を出すわけではないから、という意見も聞こえてきそうですが、私達がホアヒン移住に関しては、神のごとくその教えを忠実にきいてきたアメリカ人の友人も、同じことを言います。
『僕もね~最初はいらないと思ったけど、奥さんがどうしてもっていうから、プール付きにしたけどね、正解だったよ。絶対お勧めだよ。』
彼にそう言われると、流石にうちの夫の心も動くようで…。
念仏のように私が毎日唱えているので、本人も自覚しないうちに改宗されていったようです(笑)。

まあ夫婦で話がまとまったからといって、我が家の予算で果たしてプライベート・プール付きの家が見つかるのか、というのは、これまた別の話なのですが。