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友人の ワイン・ビジネス

前回のブログにも書いたが、家の契約完了日に、山ほどの契約書や関連書類と鍵の山を目の前に、夫婦でシャンペンを開けてお祝いをした。
その日、午後一杯かかったランド・オフィスでの手続きと、仮住まいからの荷物の運び出しの後、わざわざ買いに行ったのがこれ、'Graham Beck BRUT'。
どうして、わざわざこのブランドなのか・・・というと、それは友人のビジネスの一環だったのがきっかけ・・・。

Graham Beck Wines
シンガポールで親しくしている友人の一人に、幅広くビジネスを手がけるタイ人女性がいる。
もともとは、毎週末ゴルフに通っていたインドネシアのビンタン島 (シンガポールからフェリーで1時間ほど) で知り合った、シングル・ハンディキャップほどの腕前のゴルフ友達。
リゾート・ホテル内にタイ料理のレストラン、'Baan Aarya' を経営していて、私達も、泊りがけでビンタン島に行く時は、ほぼ毎回ここに夕食を食べに行っていた、お勧め店。

Baan Aarya - インドネシア・ビンタン島のタイ・レストラン
ビーチが目の前で、ゴルフが終わった後、ここで夕日が沈むのを眺めながら一杯・・・。
単なる週末の1泊ゴルフを、リゾート・ホリデーに変えてくれる、とても景色と雰囲気のいいレストラン。
そんな彼女は、レストランの道を挟んだ反対側にあるヴィラを所有していて、平日月曜から木曜はシンガポールのオフィスで仕事をし、木曜の夜から日曜の夜までは、ビンタン島のヴィラで仕事をする・・・という生活をしていた。
彼女が住む家も、リビングからは海が見える 'プール・ヴィラ'。
プールの向こう側には、ちいさなグリーンとバンカーがあるところが、ゴルフ好きの彼女らしい。
たまに彼女のヴィラでの食事に招かれたり、泊まらせてもらったりしていて、『あぁ・・・いつかこんな家が欲しいな～』 と思っていたのが、今のホアヒンでの家探しに、確実に影響していると思う。
そんな彼女は、数年前から、ホテル事業に手を広げ始めた。
まずは、ビンタン島のヴィラ経営。
彼女が住んでいるヴィラは、リゾート・ホテルないのヴィラ・エリアの一軒。
そこにあるヴィラをあと何軒か自分で買い、他に投資用に所有しているオーナーからマネージメントを引き受け、複数のヴィラを 'Villa Aarya' というブランドで経営している。

Villa Aarya - インドネシア・ビンタン島のリゾート・ホテル
食事から送迎、全てのサービスが料金に込みのタイプの、高級リゾートで、ハネムーンなんかにピッタリだ。
レストランもヴィラも、経営は順調で、最近はヴィラ経営を拡張し、タイのチェンマイや、インドネシアのバリ、ミャンマーに2箇所ほど手を広げている。
最近では、どこかのケーブルTV局からお声がかかり、彼女の旅と料理の番組が近々始まることになっている。
そんな多彩な彼女が、これまた数年前から手がけているのが、ワイン・ビジネス。
南アフリカからワインを仕入れて、自分のレストランやヴィラで提供するだけでなく、あちこちの店舗に卸している。
彼女のヴィラに招かれると、いつも必ず、そこのブランドのシャンペンを頂いていて、飲みやすく、私達夫婦も好きになっていたのが、例の 'Graham Beck' ブランド。
ホアヒンでは、'Central Wine Cellar' に卸してるからと、前々から聞いていたのだが、引越ししてワイン・フリッジがきてから・・・と思って、先延ばしにしていたのを、せっかくのお祝いなのだからと、わざわざ買いに行って来た。

シャンペンといっても、目が飛び出るほど高いブランドではなく、ビンタン島でよく飲んだあの味をここでも楽しめて、大満足。
新居にようやくワイン・フリッジも届いたので、早速買い出しに行こうと思う。
彼女は、ワイン・ビジネスの一環として、ゴルフの大会のスポンサーなどもしていて、本当に目を見張るような活躍ぶりだ。
今年も年末に、ホアヒンで行われるプロのゴルフ大会と、来年上旬のテニスの大会のスポンサーをする予定だという。
スポンサー枠で色々と特典や、参加できる行事などがあり、そんな時に声をかけてもらえると、ビジネスで成功している友人がいるのも悪くないものだと思ったりする。

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