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サンデー・ロースト @ ホアヒン
今回は1週間でホアヒンに戻ろうと思っていたのだが、12月の仕事の予定がいくつか1月に変更になったので、今回ちょっと長めにシンガポールに滞在して、かわりに、12月は長めにホアヒンにいることにした。1週間の滞在予定を2週間に変更したら、一気に気分に余裕ができて、最初の1週間はほとんどPCの前で仕事だけしている間に過ぎてしまった。
来週は、もっと友人に会ったり、買い物したり、クリスマスのシンガポールのイルミネーションを見に行ったりしようと思っている。
来週の土曜日に用事をひとつ入れてしまったので、本当は土曜に移動したかったのだが、ホアヒンに帰るのは日曜日にした。
来週末も 'サンデー・ロースト' に参加できないかもしれないのが、ちょっと残念。
ホアヒンでは、イギリス人に囲まれて暮らしている。
なので、すでに週1の 'ローン・ボーリング' は固定スケジュールと化しているが、最近それに 'サンデー・ロースト' が加わった。
サンデー・ローストが何かご存じない方は、詳細はウィキペディアでも参照してください。
『この食事はイギリス全土で一般的であり』 と書いてあるが、ローン・ボーリングもそうなように、同じコモンウェルス系のカナダやオーストラリアでも、割と一般的ではある。
まあ、日曜日に食べるっていうことと、付け合せのヨークシャー・プディングをのぞけば、基本的にイギリス人が食べている他の食事とさして変わらないので、とりたてて珍しいものを食べるわけではないし、'イギリスの伝統的な・・・' という説明が全てを語っているように、それほどおいしいというものでもない。
それでも、やっぱりホアヒンに定住しているイギリス人は多いんだなぁ~と改めて思うほど、ホアヒンのあちこちのレストランやバーで、毎週日曜日にはサンデー・ローストをやっていて、どこも人気。
それぞれのお店で内容も価格も結構違う。
私たちは、とりあえずあちこち行ってみて、私たちの中でのトップ3を決めたら、その後そのトップ3をローテーションしよう・・・と考えていて、今のところ毎週違うレストランに行っているのだが、驚くのは、どこもほぼ満席になっているということだ。
ほんとイギリス人が沢山住んでるんだなぁ~としみじみ周りを眺めながら、毎週日曜の午後は、自分がタイにいることを忘れてしまいそうになる。
もちろん私のように、イギリス人以外の人も来ているが、絶対的に少数派だ。
タイ人も殆ど見ない。タイ人が美味しいと思って食べるようなものでないことだけは確かだし。
私もうちの旦那も、すごく美味しいと思って食べているわけでもないが、私たちにとっては、週に1回、友人たちとゆっくりランチとおしゃべり・・・というのが楽しみなっている。
まあ、ローン・ボーリングの後も、似たような面子でゆっくり食事とおしゃべりをしてはいるのだが・・・。
どこのサンデー・ローストにいっても、いつも満席で、ほぼイギリス人でいっぱいになって、ほとんどイギリスにいるような状況になるので、タイ人とタイ語で格闘を続けた後には、ちょっとホットくつろげるのも嬉しい。
特に最近、リノベーションが細かい作業に入っていて、タイ人と英語とタイ語で四苦八苦する日が続いているし、お隣のフランス人夫婦とは、英語で話がはずまなかったりと、言葉で苦労しているので、周りがネイティブの英語人ばかり・・・というのは、ただそれだけでホットする。
食事の方は、基本的な中身はどこもそれ程違わないのだが、料金とかデザートとか、採点ポイントは色々あって、その差は結構大きく、最終的にどの店がトップ3に残るのか楽しみにしながら、毎回違う店を楽しんでいる。
ローストもデザートも飲み物のも、それぞれ単体でオーダーするしかなく、全部頼むと一人500バーツくらいかかる店もあれば、ワインを2杯頼むとローストとデザートは無料というところもある。
かなり沢山ついでくれるワインを2杯も飲んで、食事もして250バーツくらいとかなりお得なので、他より食事がいまひとつでも、そこは価格差でかなりポイントを稼いでいる。
食事も美味しいし、料金もリーズナブルなのに、残念なことに、デザートをおいていない店もある。
まあゆっくりワインを2杯ほど飲んで、食事をして、デザートも食べて・・・となると、だいたい2-3時間はかかる。
店によってはランチのところもあるし、ディナーのところもあるが、サンデー・ローストの後は、生産性ががた落ちで、どうせ他の用事は入れられなくなるので、個人的にはディナーで行くほうがいいのだが、大半の店はランチのようだ。
最近うちの旦那とは入れ違いになることが多く、私がホアヒンに戻ると、旦那がシンガポールに戻ってくる。
今回も私が日曜に戻ると、旦那は月曜にシンガポールに戻る予定になっている。
なので、私にしても旦那にしても、一人でホアヒンにいる日も多いのだが、こうやってイギリス人の友人たちに囲まれて暮らしていると、寂しいとおもうこともない。
ローン・ボーリングにしてもサンデー・ローストにしても、毎週恒例の行事になっているので、毎度毎度約束する必要なしに、定期的に会う人たちがいるというのはいいものだ。
既に60代-70代の人たちは、'夫婦のうち片方が先に死んでしまう・・・' ということについても、かなり真剣に考えていて、そうなった時にも、ここでこうやって暮らしていると、一人暮らしでさみしいということもないし、孤立死したりすることもないよね~と話している。
私も、うちの旦那がひとりでホアヒンにいても、少なくとも毎週ゴルフとローン・ボーリングとサンデー・ローストという行事があって、引きこもりになることだけはないので、とても安心だ。
実際、なんの連絡もなく、こういう集まりに出てこない人がいたら、お互いにチェックしたりしているし。
誰々はいつまでイギリスだとか、誰々は来週帰ってくるとか、お互いに旅行などの大まかな予定も把握しているので、ホアヒンにいるはずなのに顔を見せない人がいると、誰かが心配してくれる。
かといって、面倒な人間関係・・・というわけでもない。
年寄りが、いつか死別して一人になる時のことも考えると、ここには既に安心なコミュニティができているようだ。