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海外生活が向いている人、向いていない人
老後は海外もいいですよ~といくら言っても、やっぱり海外暮らしが向いている人と向いていない人というのはあるもので、その辺は各自がじっくり検討してみた方がいいと思います。海外に住む『向き不向き』というのは、それまでの海外経験には必ずしも呼応しないとは思います。
海外旅行を何度していようと、所詮旅行は旅行。
海外駐在が長くても、命令されて行った先で、何から何まで会社がお膳立てしてくれた中での生活も、やっぱり自力で暮らすのとは違うものですし。行きたい国に行ってたら、また全然違ったかもしれません。
逆に、言葉もおぼつかない、海外旅行にさえ行った事がなかったという人が、すんなり異国での暮らしに溶け込んだりする事もあります。
この辺は、本当に海外で暮らしてみるまで答えはでないと思います。
なのでやはり一番いい方法なのは、日本を完全撤退する前に、お試しで住んでみることですね。
1~2年でも住んでみると、色々見えてくるものがあります。
余り短いと、長期の海外旅行になってしまい、この『自分には海外移住が向いているかどうか』を試す目的として意味がなくなってしまいます。
どんな土地でも季節によって快適だったり不快だったりすることもあるし、年中行事を一通り体験したり、月々によって違う何かがあるかもしれないので、できれば1年をひとサイクルと考えて、それくらいは体験してみるといいと思います。
国や場所によっても合う合わないがあるので、ダメだと思ったら場所を変えてみるのもいいと思います。
一般に、大雑把な人、自立している人、柔軟性のある人、などが向いている人とされますが、私はそうじゃない人でも快適に暮らしてる人も沢山見てきています。
食べ物だって、タイ料理は苦手だけどタイに住んでいてハッピーという人も多いし。
ちなみにうちの夫は辛いものは全然食べられませんが、それでもタイ料理店でも食べるものは結構あります。
誰にでも当てはまる向き不向きの判断基準なんてものはないと思った方がいいので、やっぱりお勧めはお試しで住んでみることですね。
完全に移住をする前に、一度に一年以上住んでみるのが難しければ、一年を2-3の期間に分けて、何度かに分けて住んでみるのもいいかもしれません。
あまり細かく分けてしまうと、やっぱり住んでるというより旅行のようになってしまいますから、できれば最低一度の滞在期間は3-4ヶ月にはしたほうがいいとは思いますが。
ホアヒンのようなリゾート地では、2年とかの長い賃貸契約を結ぶ必要がない物件が殆どですし、日本にいるとちょっと想像がつきにくいかいもしれませんが、全家具付きで、スーツケース一つで住み始められる物件も沢山あります。
1年のお試し期間の為に家具や電化製品を買い揃えたりする必要もないので、お試しで住むというのはかなり現実的な話です。
この辺りも、また別途詳しく書いて行こうと思っています。