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お隣の仏人ご夫婦宅でクレープ・パーティ La Chandeleur(ラ・シャンドルール)
当日ツイッターにはアップしましたが、今日は2週間ほど前の話。『明日うちでクレープ・パーティするから来る?』と言われたので、クレープがメインのディナーパーティに行くつもりでお隣のフランス人ご夫婦宅によばれて行ってきました。
今回はフランス人ばっかりで、余り英語が上手な人は来ないけどごめんなさいね~と先に言われていましたが、いつも我が家に呼ぶときはその逆で申し訳ないと思っていたので、今回は是非是非という感じでお邪魔してきました。
乾期には珍しく結構雨が降っているホアヒン。
この日は日中も良い天気で、お隣に伺う頃には夕日がとても綺麗でした。
お隣でのパーティは、車の運転の心配なく飲めるのも嬉しかったりします。
ディナーの間に、テーブルについたフランス人達が少しずつ説明してくれるのですが、余り英語が上手な人がいなく、色々なことが全然分からないまま、ただ飲んでクレープ沢山食べて、いっぱい笑って帰ってきました。
帰り際にはクレープのレシピも頂いてきました。もちろんフランス語(笑)。
家に帰って来て、私がパーティの最中に Facebook にアップした写真にタグ付けたフランス人ご夫婦の友人達が 『La Chandeleur おめでとう』 みたいなコメントをつけているのを見るまでは、そのクレープ・パーティに何か特別な意味があるなんて思ってもいませんでした。
そこで La Chandeleur でググってみてようやく分かったのが、クリスマスから40日後の2月2日は La Chandeleur(ラ・シャンドルール)といい、フランスではこの日にクレープを家族や友人たちと食べる習慣があるとのこと。
フライパンを持つ手に金貨を握りクレープを上手にひっくり返すことができたら1年金運に困らないのだとか。
みんな順番にコインを手に持ってフライパンを降りましたが、エンターテインメントとして楽しかった以外、その時はそんな意味なんてしりませんでした。
既に焼いてあるクレープが山ほどテーブルの上に並べられていたので、更にまだ一人一枚焼くの?と不思議に思いながらでしたが、今思うと私も旦那もちゃんとフライパンを振って上手にひっくり返せていたのでよしとします。
来年もまたクレープ・パーティ、よんでいただきたいなぁ~。
その時は自分達が何によばれて何をしてるのかちゃんと分かった上で、今年以上にちゃんと La Chandeleur の夜を楽しめると思います。
聖母マリアのお清めの日 Chandeleur(シャンドルール)は、クリスマス(12月25日)から40日後の2月2日、クレッシュ(イエス生誕の場面を再現した模型)を片付けることで終わります。
2月の'fevrier'という言葉は、ラテン語の'febuare'(清める)、'Chandeleur'は、フランス語の'chandelle'(ろうそく)という言葉からきています。
この日は一年の豊かさと繁栄を願って、左手に金を握り、右手でクレープを焼くのが慣わしで、
クレープを上手にひっくり返せたら、その年は幸運に恵まれるという言い伝えもあります。
[ 出典 : フランス観光開発機構]