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友人の3度目の(ホアヒンでの)入院とリタイア生活の医療費や保険の話など
今日は朝から友人に付き添って病院に行っていました。彼は以前にも2度、最初は hip replacement (人工股関節置換術?) で、二度目は膝の治療のため、手術・入院をしていて、その時も妻の方が車を運転しないこともあり、送り迎えを手伝ったり、病院に付き添って行ったりしていました。
過去のは二度とも緊急を要する入院ではなく、病院と本人に都合のいい日を相談して、計画的に手術の日を決めることができました(なので精神的なストレスは少なかった)。
どちらも pre-existing conditions (既往症?) ということで、ホアヒンで入っている保険ではカバーされないため、できるだけ費用を抑える目的もあって、公立病院のホアヒン・ホスピタルでした。
高いことで有名なバンコク・ホスピタルと比べても、病室に豪華さはなくても広さがあり、特に付添で泊まる人がいる場合は、ホアヒン・ホスピタルの病室の方がいいかな~と思わないこともなく…。
窓からの景色も、ホアヒン・ホスピタルからの方がいいんですよね。
それはそうと、3度目の今回は今までとはちょっと違って、coronary artery disease (冠動脈疾患?) のためステントをいれる…ということで、緊急でICU に二晩泊まることに…。
心臓発作か?と思うような症状があって病院に行ったら、すぐに入院・治療が必要ということになって、病院と保険会社で話をしてもらい、治療費が保険でまかなえるかの確認待ち。
全額カバーされますっていう返事がきて、即入院となりました。
今回は Covid の関係でホアヒン・ホスピタルは手一杯だから、バンコク・ホスピタルに行ってくれと言われていて、その分治療費も入院費も高くなるので、もし保険でカバーされなければ英国に帰って治療するのか… Covid の現状下でそんなこと現実的にできるのか…と色々考えながらの連絡待ちは相当ストレスだった模様。
ようやく Go サインがでて病院に行くことになっても、ストレスで友人のイライラもマックスになっていて、全部終わって落ち着くまで、そばにいてもヒリヒリする感じでした。
生死に関わる治療のはなしと、それにかかる費用の計算…、他人事ながら考えただけでそのストレスが想像できて辛かったので、全額保険でカバーされるときいた時には、私達もほっとしました。
ステントを入れるのに必要な設備がホアヒン・ホスピタルの方が整っているからということで、バンコク・ホスピタルの ICU で事前のチェックを終えた後、朝9時に救急車でホアヒン・ホスピタルに移動して、ステントを入れるのはホアヒン・ホスピタルで。
その後また救急車でバンコク・ホスピタルの ICU に戻されて、落ち着いたのが夜の8時。
付添の妻も私達もみんなクタクタで、私もようやく家に戻って一杯飲んでいるところです。
ホッとしたのもあるし、朝は5時からバタバタしていたので、もうぐったり。
若い人たちの海外滞在中の支出公開とかをみてると、ほとんど医療費や保険料なんかが計上されてないけど、年を取ってくるとそういうわけにもいかないんですよね。
コロナのせいもあってか、最近は保険に入りましたっていう記事もみたりするけど、若い人は保険の掛け金も安いしね~。
その保険の60歳の保険料がどれくらい高額かとか、ある程度の年齢までに入っておかないと、年齢制限があって年取ってからは入れなくなるとか、そういうことを気にするような年齢の人は余りブログとか書いてないみたいで。
まあ私も若い時はそんなことあんまり考えてなかったし。そんなもんです。
更に保険かけているからといって、何でも保険をつかうより、全く保険を使わなかった時の翌年の掛け金のディスカウントを考えながら保険は使えるのに使わないとか…。
会社が掛け金払ってた時には考えたこともなかったし。
ホアヒンはリタイアメント・ビレッジと呼ばれるほど、リタイアで住んでいる欧米人が多い街。
残念ながら日本語のサービスはほとんどないけど、欧米の言語なら相当色々な言語に対応するサービスやコミュニティがあります。
コミュニティのなかで自国の文化も堪能しながら生活できるせいか、私の友人・知人の多くは、リタイア人生の数年ではなく、残りの人生はずっとここで過ごそうと考えている人がほとんどです。
なのでリタイア生活をはじめたばかりの人たち(50代、60代の人たち)だけでなく、80代後半の人も結構沢山住んでいます。
近い友人も70代の人が多く、病院通いや手術・入院の話は日常茶飯事。
食費と同じように医療費を毎月の予算に入れるのは必須の人たちばかりです。
ネットで話題になる『タイ在住リタイア外国人』の話は、医療費が払えなくて行き倒れになるような人の話ばかりですが、実際にはあたりまえですが、普通に暮らして、普通に最後を迎えている人も沢山いるわけで…。
なので当然友人のお葬式にも、既に何度も参列しています。
今日は久しぶりにもしかして…と、友人の死を一瞬でも想像してしまうような一日だったので、また改めて医療とか医療費のことなんかをつらつらと考えていました…。
先月保険の更新をする際に、友人たちに一通りどこの保険会社を使っているかを聞いて再リサーチしたりもしてたところですし。
リタイアでホアヒンに暮らしている場合の医療費は?ときかれても、個々人の持病や疾患の具合、あと不慮の事故なんかもあるので、生活費のはなしと同様に一律にいくらですっていうこたえはないと思っています。
それでも目安…としては、我が家は薬(風邪薬や抗ヒスタミン剤、タイラノール、絆創膏、虫刺され薬、夫の bronchitis 気管支炎?の薬など全部含む)代なども含めて、特に病気や怪我などがなければ平均月1000バーツくらい使っています。
加えて毎年の保険料。
我が家の場合は今年は、64歳の夫が 38,506バーツ、55歳の私が 35,124で、計 73,630バーツでした。
保険料の詳細はこんな感じです(下の画像をご参照ください)。
夫はOビザで、ビザの更新に保険は必要ないので、Outpatient はつけていないので、その分のディスカウント (OPD 20%) もあります。
Max のカバーは 3Mバーツですが、40Kバーツの Deductible を設定しているので、それに応じたディスカウント (Deductible 25%) と、去年保険を使わなかったのでその分のディスカウント (No Claim Bonus) が二人共にあります。
これにあと歯科医療があるわけですが、うちはふたりともメジャーな歯科治療はリタイア前に済ませてしまったので、今は年2回の定期検診とクリーニングだけ。
これももっとローカルの歯科に行けば安くなりますが、私達は英語が普通に通じる欧米人向けのところに行っているので、一人一回1500バーツ、二人で3000バーツx年2回。
そういう諸々をあわせて、年に 100Kバーツを二人分の医療費として予算に組んでいます。
他の予算項目とは違い、使わなかった分は翌年に繰り越して、医療費用の口座に貯めています。
今年は保険のきかない医療費が別途 150Kバーツほどかかった(夫の kidney stones 腎臓結石?)ので、繰り越してためておいたお金はそういう場合に使っています。
60代、70代が中心の友人たちの話を聞く限り、みんなだいたい似たような感じ。
何人か、もうちょっと毎月医療費がかかる持病の治療をしていたり、癌の治療をしていたりする人もいるので、詳細は分かりませんが、結構かかってるんだろうなと想像します。
年を取ってくると、身体が老いてくるから医療費が増えるだけでなく、だんだん自分でできることも限られてきます。
そんな時タイに住んでいると、あらゆる外注が、安かったり選択肢が多かったりするので助かります。
友人たちと話をしていても、そのへんがタイでリタイアする大きなメリットと考えている人が多いようです。
さて、明日はまた友人の様子をみに病院へ行ってきます。
*病名の日本語は自動翻訳を使って出てきた訳を書いていますが『?』とつけている通り、本当に日本語ではそういうのか確かではありませんので、あしからず
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