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タイ・ホアヒンへの移住 & 早期リタイア生活の話などをいろいろと~
国際結婚夫婦が、セミ・リタイア以降はタイのホアヒンで~と思いつくまでの過程から、その後の計画、タイ・ホアヒンへの移住や、タイでの生活などの話をいろいろとお届けします。時々、国際結婚の話や、ゴルフの話なども。気力があれば、たまにタイの政治情勢なども。'早期定年退職'、'老後は東南アジアで'、'ゴルフ・リゾート'、'のんびり暮らす'、などのキーワードで検索中の方は、たまにお立ち寄りください。

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友人の3度目の(ホアヒンでの)入院 - 退院とかかった医療費やその後

先日友人が coronary artery disease (冠動脈疾患?) のため入院した話を『友人の3度目の(ホアヒンでの)入院とリタイア生活の医療費や保険の話など』に書きました。

Hua Hin Blog / Thailand

友人は当初の予定通り、初日にステントを2本入れて、ICUに二晩泊まって、木曜日に退院しました。

退院した翌日の金曜日は、90日レポートに自分で運転して行けるくらい元気だったのに、今日様子を見に行ったら、運転はとても無理…という感じ。
詳しく聞くと、薬を10種類くらい飲んでいて、たぶんそれの副作用のせいだろうと。

2週間後のチェックアップで問題がなければ、その時に薬の量は減らしてもらえるらしいのですが、ということはこの先少なくとも2週間はこんな感じが続くのかも。

薬の副作用の主なものは、身体がダルいとか眠くなるとかで、痛みではないようなので、安静にしていればいいということで、ひとまず安心。

今の所ここまでの治療・入院費は全部保険でカバーされたようですが、費用自体は約440,000バーツだったそうです。

バンコク・ホスピタルでのICUに二晩、その間のケアや薬、食事など。ホアヒン・ホスピタルでのステントを入れる治療。バンコク・ホスピタルとホアヒン・ホスピタルの間の往復の救急車での移動。退院時にもらった2週間分の薬。これらの総計が約440,000バーツということです。

このあと2週間後にフォローアップのチェックアップに行った時の受診料やその時にもらう追加の薬などはまた別途。

約440,000バーツと聞いた時の私達の感想は、思ってたよりも安かった…ということです。

彼は以前 hip replacement (人工股関節置換術?) の手術をホアヒン・ホスピタルでしているのですが、その時は、手術だけでなく入院もホアヒン・ホスピタルで、総額約140,000バーツでした。

今回は生死に関わる治療だし、ICUだし、バンコク・ホスピタルだし…ということで、もっと高額な請求がくるのかな…と思ってた割には、前回の300,000バーツ増しですんだので、思ってたよりは安かったかな…と。

それでも440,000バーツは高額ですし、保険がきかないければ結構きつい金額ではあります。

ちなみに hip replacement (人工股関節置換術?) の約140,000バーツは、ホアヒン・ホスピタルの個室病室での入院5日間と、手術費用、薬代など全て込みで、あの時は pre-existing conditions (既往症?) ということで保険はききませんでした。

英国に帰れば、国の保険でカバーできるらしいのですが、生死に関わる手術ではないため、何ヶ月も待たされるとか、この程度の金額なら夫婦で英国に行って戻ってくる費用のことも考えると…ということで、全額自己負担でもホアヒンで手術を受けることにしたようです。

今回の手術ではステントを2本入れたらしいのですが、他の友人たちの話をきくと、3本とか4本とか入れたという人もいます。

もし今後何年か先に、他の血管が詰まって、もっとステントを入れる必要が出た場合、次回の治療・入院は pre-existing conditions (既往症?) ということで保険がきかないのでは?という話になりましたが、その辺は保険会社とゆっくり話してみるまでわからないとのこと。

まあ年齢的なものもあるし(友人は71歳)、次きたら、その時は助からないかもね~なんて笑ってましたが、そういう可能性もないとはいえませんが、今回みたいに新たにステントをいれれば普通に治療可能ということもおおいにあるわけで。

同じ生死に関わる病気でも、癌の場合などは、どういう治療を受けるとか受けないとか、ある程度は自分で決められますが、脳梗塞とか心臓発作とかで倒れた場合は、交通事故の時のように、あっという間に救急車で運ばれて手術…ということにもなるわけで…。

保険や医療費の話も色々考えないといけないなぁ~とは思いますが、今回改めて思ったのは、周りに頼れる人がいるかどうか…ということです。

友人夫婦の妻の方は運転をしないので、今回は病院への送り迎えはうちが担当。
保険会社とのやり取りや病院との調整は妻。ホアヒン・ホスピタルでどうしても英語で埒が明かない時には、タイ人の友人に通訳してもらったり…。

これ、ひとり暮らしで親しい友人もいない生活で、こんな状態になったら…と想像すると、医療費の問題と同じくらい辛いと思います。

友人が手術室に入ってからは、妻はずっと待合室で待っているように言われました。
急に出てきて犬のこともあるし、いったん家に帰りたい(全部の待ち時間4-5時間が想定されていたので)、1時間くらいで戻ってくるからと言っても、いや駄目だ…とのこと。
友人がいない間は私が居るから…とかけあって、『その間に何か重大な決断をしなくてはならなくなった時にあなたが決めてくれるんですか?』と詰め寄られ…。
その時は私が彼女に電話をして、電話越しに決定をしてもらうから…ということで、ようやくちょっとだけ席を外すことを許可されましたが…。

これって、その重大な決断ができる人が付き添っていなかったら、手術してくれなかったってことなんですかね?
そういう家族がここにいない人はどうするんだろう…と思ったり。

うちの夫とも、どうよ、あなたが今これ全部一人っきりでやると考えたら…という話をして、想像しただけでちょっと暗い気持ちになったりして…。

必ずしも夫婦とかカップルとかである必要はないけど、いざっていう時に頼れる人がいない生活はやっぱり不安。
でも外国に住んでいると、そんな時に助け合える友人なんていないっていう人も結構いるのかなぁと思います。

タイで老後を、リタイア生活をっていう話をすると、だいたい費用とか生活費の話とかが中心になりますけど、この辺の人間関係とかコミュニティの話も結構キーポイントかなと…。

煩わしい人間関係を切り捨ててここに来たんだから、また煩わしい人間関係を構築する気はないって思う人も多いとは思うし、私もどちらかというとコミュ障・引きこもり気味なので、面倒なのは嫌なんだけど、友人たちが病気や怪我で入院したりするのをみていると、一人っきりはやっぱり不安。

この辺の、リタイア生活のコミュニティの話などは、また別途書こうと思います。



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