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早期リタイアの誘惑
シンガポールにいても、友人・知人と会うと、リタイアメント・プランの話に花が咲くことが多い…。欧米人はみな、いかに早くリタイアしてその後の人生を楽しむか…ということを目標に、毎日働いているようなところがあります。
実際友人たちの中には、とっくの昔にリタイアしている人も少なくないし。
ドットコム・バブルで一儲けした友人は、一年の半分はヨットで洋上生活を楽しんでいる人もいます。
シンガポールに住んで働いている友人たちには、老後はタイでと思っている人も多いし、まだリタイアには至らないが既にタイに家を持っている…という友人も何人も知っています。
そうは言っても、やはりお金のいることではあるし、誰でも 『さあ明日からリタイアしよう!』 と思って、簡単に実行に移せるものでもありません。
最近オーストラリアからシンガポールに戻ってきた友人夫婦は、戻ってきた時から既に今の仕事が嫌で嫌でしょうがないとこぼしていて、早期リタイアを検討しているようす。
旦那さんがオーストラリア人、奥さんがマレーシア人というカップルなので、老後はマレーシアのリゾート・アイランド辺りを念頭に、色々プランを考えていたようですが、最近タイにも興味を見せ始めてきています。
特に、私たちがホアヒンに家を買うと言ってから、ヨット乗りの二人は、『ホアヒンにはヨットを泊められるマリーナはあるか?』などと、具体的な質問をしたりしていました。
更に私たちのプランが進みはじめて、私もホアヒンに来ると、いきなり 『今週末遊びに行くよ』 と言うではないですか。
まだ家の準備もできていないのに、テンポラリーのタウンハウスにいる私たちを訪ねて来たいなんて、よっぽどこの 『タイでの早期リタイアメント・プラン』 に触発されたに違いありません。
どれくらいの予算で、どんな家が買えて、どれくらいあれば暮らしていけるのか…。
嫌な仕事を続ける以外に、今自分たちにどんなオプションがあるのか調べるための旅なんでしょう。
シンガポールは火曜日が祝日なので、月曜を休んで、土曜から火曜の4連休。
わざわざ飼い犬を預けるところも探して、このタイミングで来るなんて、よっぽど 『タイでの早期リタイア』 が誘惑しているに違いありません。