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タイ・ホアヒンへの移住 & 早期リタイア生活の話などをいろいろと~
国際結婚夫婦が、セミ・リタイア以降はタイのホアヒンで~と思いつくまでの過程から、その後の計画、タイ・ホアヒンへの移住や、タイでの生活などの話をいろいろとお届けします。時々、国際結婚の話や、ゴルフの話なども。気力があれば、たまにタイの政治情勢なども。'早期定年退職'、'老後は東南アジアで'、'ゴルフ・リゾート'、'のんびり暮らす'、などのキーワードで検索中の方は、たまにお立ち寄りください。

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急な結婚と、オーストラリアからシンガポールへ の引っ越し

ホアヒンでの日常に、ブログの書き込みがようやく追いついて来たので、ここらで少しずつ、今日に至るまでの話をアップしていこうと思います。

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冬(オーストラリアの冬なので、日本では夏真っ盛りの頃)にしては比較的暖かかったある日、唐突にうちの夫が、『シンガポールで仕事が見つかった』 と言ってきました。

当時はまだ結婚していなかったので、夫ではなく、同居している恋人だったわけですが…。

夫はカナダ出身なので、随分遠い所からオーストラリアに移住して来たものだと思っていましたが、本人的には、オーストラリアとカナダなんて、同じコモンウェルス圏内で、話す言葉も同じだし(これには異論もあるでしょうが)、余り外国に住んでいるという感じではないとのことでした。

もう少し 『エキゾチック』 な体験を求めて、以前からアジアで仕事を探してはいましたが、なかなか見つからず。忘れた頃にお声がかかったということのようです。

私といえば、自分はアジア人にもかかわらず、今までずっと英語志向できていたので、当時は東南アジアのことは殆ど知らず、白地図を見せられたら、小さな点のようなシンガポールどころか、そこそこ広いマレーシアやタイの場所だって、正しく指し示せる自信がありませんでした。

シンガポールってどこ?マレーシアの南?みたいな(笑)。
取り敢えず、語学音痴のうちの夫が、英語だけでも普通に勝負できる国らしいということだけはわかりました。

うちの夫は、過去に何度かチャンスがあった時は、色々な諸事情が重なって行けなかったから、今回はどうしても行きたいといいます。

私の方も、もとから随分前に母国を離れて海外に住んでいるわけですから、また別の国へ引っ越すというのも、それほど心の障壁が高いわけではありませんでした。

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シンガポールかぁ〜、どこにあるんだかイマイチよく分からないけど、まあ行ってもいいかなぁ〜。行っても2年って話しだし。
…と前向きに考えていたのは最初の5分くらいで、直ぐに正気にかえります。

『今のままじゃ一緒にいけない。というか行きたくない。』

ようやくオーストラリアでの生活も落ち着いて、永住権の申請をはじめたところでした。
また新しい国でビザの苦労をするなんて、真っ平御免。

オーストラリアでは結婚していなくても、有る程度の期間以上同居していると、恋人同士でも、事実婚として、色々な権利が法律で守られますが、シンガポールはアジアです、絶対無理だ!

シンガポールがどこにあるかはよく知らないけど、アジア人の私が言うんだから、間違いありません。アジアの国で事実婚でビザがおりるなんて考えられない。

そうなると、やはり手っ取り早いのは、籍を入れてからシンガポールへ行くということでした。

オーストラリアに住んでいると、事実婚でもほとんど問題のない生活をおくれていたし、子供は作らないつもりだったので、結婚という手続きをする必要性を余り感じていなかったので、突然降って湧いたように海外引越の前に結婚式をあげることに…。

日本では、午前中にこのような話し合いがまとまれば、その日の午後にでも役所に婚姻届を出しにいくことができますが、オーストラリアではそうもいきません。

オーストラリアでは、結婚しなくてもカップルとして守ってくれる法律が色々ある一方で、『では結婚します』 ということになったら、それはそれで準備と日数が必要という面倒な国なんです。

結婚できるのは Notice of intended marriage form というのを出してから、1ヶ月以上後で18か月以内と決まっています。

とりあえず慌ててその手続をして、その後一番最初に結婚式を挙げられそうな日を決め、ささやかでも友人もよんで…ということになり…。

その後一ヶ月ちょっとの間に、会社を退職し、海外引越の準備をし、今の家は賃貸に出す準備をし、結婚式の準備をし、シンガポールへ行く途中で新婚旅行で日本による準備をし…と、まあ目が回るとはこのことかというような忙しさでした。

二人でカウチに腰掛けたまま、至極事務的に結婚するということを決めて、翌日からは弾丸のようなスケジュールで、アジアン・ライフへと進んで行くことになりました。

当初夫は2年って言ってたんですけどね~。





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