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2年のはずのシンガポールで永住権

夫と一緒にシンガポールに来るまで、夫が『シンガポールに仕事みつかった、シンガポールに行きたい』と言ってからおよそ一ヶ月半程。

それはそれは慌ただしいスケジュールで、仕事を辞め、結婚式の準備をし、海外引越しの準備をし、家を賃貸にする手配をし、結婚式の2日後には、オーストラリアを発ち、ハネムーン先の日本へ寄って2週間程旅行を楽しんだ後、そのまま関空からシンガポールへやって来ました。

その間のことを詳しく書き始めたら、タイの話にたどり着く前に、ブログを書くエネルギーがなくなってしまいそうなので、その話はまた別の機会に小出しにすることにします。

シンガポールでの生活の話も、これはこれで書き始めたらきりがないので、タイの話でネタがない時のために取っておくことにします。

最初の滞在は、結局2年が3年になり、その後諸事情でアメリカに4年住んだ後、2004年に再びシンガポールに戻ってきました。

その間に、2年のつもりの海外生活（私たちにとっては、オーストラリアの外という意味）は、『今度オーストラリアに住みに帰るのはいつのことやら〜』 という心持ちに変わり、賃貸にしてきた家も、税金対策と、シドニーオリンピックの好景気がいいタイミングが重なった時に売ってしまいました。

最初の滞在の時は、頭の中に 『どうせ2年で帰るんだから』 というのがあり、家の中もチープなIKEAの家具が占領し、車も持たず、賃貸のコンドで暮らしていましたが、アメリカから帰って来た時の私たちは、当分シンガポールでの生活が続きそうだと、既に定住の腹をくくっていたので、ライフスタイルもガラッと一変。

永住権を取り、コンドを購入し、私も仕事を始め、家は長く住み心地がいいように改装をしたり。
車も買い、ゴルフ場の会員権も買い、まあ今回はどっしりと腰を据えて住みますよ…という感じでした。




まあ、あれこれ並列に並べましたが、この 『ゴルフ』 というキーワードが、これからの私たちの人生設計を大きく変えることになろうとは、あの当時は全く考えてもいなかったんですよね。

ゴルフ場の会員権を買った当初は、私はまだゴルフを始めていなかったし…。

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