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ホアヒン・ホスピタル(公立)と友人の入院
ホアヒンに戻って来ると、またいつものホアヒンでの日常がはじまって、忙しく仕事をしているわけでもないのに、あっという間に毎日が過ぎていきます。最近ガーデニングをはじめたから、なおさらのこと。
そうこういっているうちに、去年から予定していた友人の手術の日を迎えることになりました。
若い頃からの痛みをそのままにしていて、ゴルフをはじめてからも腰をまわせずにいた友人は、Hip Replacement (人工股関節置換? 日本語よくわからなくてすみません) の手術を受ける計画をしていて、とうとうその日がやってきました。
手術前日の月曜日に入院し、火曜日に手術、金曜日が退院予定。
腰の手術なんて、盲腸の手術もしたことがない私には相当の大手術の感じなのに、火曜に手術をして金曜に退院なんて、本当にそうなの?と、他人事ながらちょっと心配。
彼の妻は車の運転をしないので、とりあえずその週は運転手としてスタンバイするつもりでいました。
月曜の朝病院に行くと、駐車場は車を止める場所がないくらいの混雑。
バンコク・ホスピタルとは全く雰囲気が違って、こちら公立のホアヒン・ホスピタルはローカル色がいっぱい。
ホアヒン・ホスピタルのローカルぷりは、先日ホアヒン・ホスピタル(公立)とバンコク・ホスピタル(私立)というエントリーに写真もあげておきました。
友人の入院当日、月曜日にはじめてホアヒン・ホスピタルに行った時は、バンコク・ホスピタルと余りに雰囲気が違うので、相当驚きました。
飛び交う会話も、サインや標識もほとんどタイ語だけ。
手術前の検査で何度か既に来ている友人は、どこに行けばいいのか分かっているようでちょっと安心しました。
そうじゃないと、どこで誰にきいたらいいのかもすぐには分からない感じ…。
ようやく順番がきて、とりあえず一般病棟のベッドに。
広いフロアーにカーテンの仕切りだけのベッドが沢山あって、ベッドの周りには付添の人が雑魚寝をしていました。
窓も開けっ放しで、エアコンはなく、扇風機のみ。
時間がきて個室に移動するまでは、私の不安は増大するのみ…。
それでも移動しみると、個室は広くて二間のつくり。エアコンもあるし、シャワーもトイレもあるし、窓からの景色はオーシャンビュー。
ここで一旦少し安心しました。
ところが、明日は何時から手術なのかときいても、『午前中』との回答のみで、正確な時間も分からず…。
その他入院に関するシステムもいまひとつ不明なことが多くて、この辺ははっきりするのに多少時間がかかり、英語とタイ語で四苦八苦。
また不安が…。
どうやら今回の手術後の入院では、24時間誰かが付き添わなければならないらしく、付き添っていられない人には付添い人のサービスがあるとのこと。
付添人のサービスをお願いする場合は、一人8時間勤務で500バーツということでした。
友人は付添人サービスを2シフト(夕方4時から夜中までと夜中から朝8時まで)お願いしました。これは日払いで、毎日直接付添人に現金払い。
朝8時から夕方4時までは、私と友人の妻とで交代することにしました。
本当に全然無理なら、3シフト24時間お願いすることもできます。
病院食はタイ料理がベースのため、全く口に合わない友人は、3食家から運んでくることにしました。
まあ、朝はシリアルくらいですけど。
フードコートもマーケットもあるし、1階にあるセブンイレブンでは大抵のものは買えるし、冷凍食品をその場で温めてくれるサービスもあったので、私も病院につめている間は、ここのセブンイレブンに毎日お世話になりっぱなし…。
院内の敷地に小さなカフェもあり、カフェラテやカプチーノといったものも売っています。
術後のケアもしっかりしていて、さらに付き添いサービスの人のケアも行き届いていて、入院中は最初の不安はどこへやら~という感じでした。
友人は、火曜日の手術後、水、木と様子をみて、金曜の昼には無事退院。
術後の経過もいいようで、とりあえず一安心です。
それにしても、5日間の手術、治療、入院全て込みで約140,000バーツ。
退院時の請求額が、当初の見積もりよりもずっと安かったのには驚きました。
普通は逆に多く請求される(追加でいろいろかかったりして)くらいのものだと思っていたので…。
でも、今回は当初からわかっていたことですが、pre-existing conditions (既往症?) ということで保険はきかず、全額自己負担ということです。