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欧州旅行2017 その17 旅程編 アムステルダム その2
アムステルダムでの延泊のホテルはそこそこいいホテルでしたが、何しろ前日までのリバークルーズと比べてしまうので、ついため息が…(笑)。リバークルーズの船上は、今まで泊まったどんな高級なホテルにもまさるほど、本当にサービスが良かったんです。
Day 21 : 10月3日
船をおりて最初の朝食。ホテルの朝食としては平均的。忙しそうにテーブルの間をまわるウエイターをなかなかつかまえられず、船上でのサービスを改めて懐かしく思いながら、コーヒーを持って来てもらえるのを待ちます。
レストランにはちらほらと見慣れた顔が・・・。
延泊している人達も今日は一日自由行動で、明日の朝帰って行く人がほとんど。今日は最後の観光と気合いをいれて早起きしてる人が多かったのかも…。
ちなみに何があっても体内時計で早く起きてしまう私とはちがい、うちの夫はゆっくり寝ていました。
まあ私達はアムステルダムにまだ何日も滞在するからっていうのもあるし、夫はずっと体調がイマイチ…っていうのもあって。
朝食が終わるギリギリくらいに夫もおりてきて、食事をすませてから、私達も市内観光へ。
街を歩いていると、目に入るのは運河か『チーズ屋』(笑)。あっ、自転車っていうのもありましたが。
とにかく街の中心地は観光客向けのチーズ屋だらけ。
それでも観光客の一人としては入らずにはいられません。お土産も買いたいし。
チェーン店が多いようでしたが、何軒かまわってみると、取扱商品に多少差があることが分かってきました。
今日はまだこれから歩き回るから何も買いませんでしたが、『買うときはここ』 という1軒を選定。
ランチはガイドさんお勧めのパンケーキ屋に行こうということになり、開店時間丁度に到着。
ここは『ものすご~く小さなお店で、超急な階段を上っていくと、'アムステルダムの昔からの造りの家の典型的な内部' が体験できますよ』とガイドさんから聞いていました。
すご~く小さなお店なら開店と同時に行かないとね…と話していたのです。
ところが開店と同時についたのに、予約はあるかと聞かれるではないですか。
平日のランチのパンケーキ屋に予約を入れてから行くなんて考えていませんでした。
更に店内を見回して、想像以上に小さなお店で(テーブルが3つしかない)絶望的になっていると、12時半から予約が入っているテーブルに座ってもいいというじゃないですか。
すぐに作って出してくれるなら、30分で食べてでられるよと笑顔でこたえてオーダーを。
ここのパンケーキはアメリカンスタイルのパンケーキとクレープの間くらいの厚さでした。
ランチなのでセイボリー・パンケーキということで、私はサラミ、夫はハムのパンケーキをオーダー。
私達は知らなかったのですが、アムステルダムに行ったらチーズの次くらいにパンケーキが有名ということらしく(後で友人に教えてもらいました)、ガイドさんもお勧めのお店で食べられてよかったです(笑)。
出るときに再度看板をよく見ると、『ヨーロッパ一ちいさなレストラン』 と書いてありました。
リバークルーズで仲良くなって、船に乗る前のプラハから行動をともにしてきたカップルとは、今日は日中は別行動、夕食を一緒に…というプランだったので、私達も夕方までは二人でブラブラ・・・。
夕方は4人で私達の部屋で最後のドリンクタイムを一緒に…。
船上では毎晩ディナーの前にラウンジでドリンクタイムを楽しんでいたので、最後にそれを4人でもう一度という話になり、そのためにそれぞれリバークルーズからお土産でもってきたシャンペンのボトルを持ち寄りました。
船上で 'オプショナルでドリンク飲み放題' のパッケージをつけると、部屋に1本シャンペンがサービスでついたのですが、そもそも飲み放題のパッケージをつけると、ラウンジでいくらでも飲めるわけですから、みんな 『このボトルどうする?』 状態(笑)。
そこで私達は早々から、ホテルに持って行って飲みましょ~と計画をしていたのです。
4人で、街角で買ってきたサラミとチーズで2本のシャンペンを空けた後は、友人カップルお勧めのイタリアンにピザを食べに行くことに。
予約を入れておいてくれたので、グーグルマップを頼りに行ってきました。
お店の雰囲気もよく、ここ数日ピザが食べたくなっていた私達の食欲も満たされ、ディナーは満足でしたが、会話は終始 『今晩が最後ね~』 という淋しいトーン。
プラハから3週間、本当に仲良くなったので、これが一緒に食べる最後の夕食かと思うと泣きたくなるような感じでした。
でも、3週間の楽しかったあれこれを話して盛り上がり、またいつか一緒にリバークルーズに乗ろうねなんて話をしたり。
更に彼らはアメリカ人ですが、彼らの家はニューヨーク州のカナダより。実は夫の実家からはかなり近いんです。
夫の実家からも、彼らの家からも、ナイアガラの滝がちょうど車で一時間くらい。近いうちにナイアガラ辺りでまた~なんて話にもなりました。
二人は飛行機が早いので翌日のホテル発は朝4時だとか。なので食事の後は真っ直ぐホテルへ。
レストランからホテルまでの道のりで、夜景を楽しみながら…。
私達の旅はまだ続くのに、彼らが帰ってしまうと、なんだか私達の旅も終わるような気さえしてきます。
今回の欧州旅行は、旅行自体も本当に楽しかったんですが、人との出会いも楽しかった。
彼らとは帰って来てからも、Facebook でやり取りが続いています。
彼らに出会っていなければ、リバークルーズの船上でも、毎日の3食やラウンジでのドリンクタイムをあんなには楽しめなかったかもしれません。
綺麗な夜景を眺めながら、本当にしみじみした夜でした。