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タイ・ホアヒンへの移住 & 早期リタイア生活の話などをいろいろと~
国際結婚夫婦が、セミ・リタイア以降はタイのホアヒンで~と思いつくまでの過程から、その後の計画、タイ・ホアヒンへの移住や、タイでの生活などの話をいろいろとお届けします。時々、国際結婚の話や、ゴルフの話なども。気力があれば、たまにタイの政治情勢なども。'早期定年退職'、'老後は東南アジアで'、'ゴルフ・リゾート'、'のんびり暮らす'、などのキーワードで検索中の方は、たまにお立ち寄りください。

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Covid-19の状況下 - 家族で一時滞在でホアヒンに一軒家を借りる場合

先日『Covid-19の状況下 - ホアヒンの現在の状況』のなかでも書きましたが、タイも厳しい状況になってきているとはいえ、ホアヒンは田舎街の分、まだまだバンコクよりは安心してノンビリ暮らせています。

この時期100%WFHできる、子供も学校は休みかオンライン授業、家族全員で四六時中顔を突き合わせてコンドの中に閉じこもっているのは辛い…という方も多いと思います。

今日はこのCovid-19の状況下で、ホアヒンに1-2ヶ月滞在する場合の賃貸物件の話です。

バンコクとは違い、ホアヒンでは元々賃貸物件は少なく、不動産屋さんのウィンドウを眺めても、掲示してある情報の多くが売買物件です。
なので、不動産屋さんでパラパラと賃貸物件情報を検索して、そこで相場感を掴み気に入ったのを探す…というのは余り簡単ではありません。

更にバンコクとは逆で、一般にコンドよりも一軒家のほうが割安でお得感があります。

バンコクの場合は限られた土地で『ロケーション、ロケーション、ロケーション』と不動産投資の王道をいく感じで、便利のいい場所にコンドがどんどん建てられていますが、まだまだ土地に余裕があるホアヒンでは、ビーチ沿いという限られたロケーション以外ではコンドの建設は余り進んでいません。

逆にビーチ沿いはかなり限られているので、ビーチ沿いに建てられたコンドはかなり高くて狭いものが殆どです。

その代わり、西に広がる住宅地の方は土地に余裕がありますから、外国人向けに建てられている一軒家の標準的な仕様は、3ベッドルーム、2バスルーム、庭、プール、駐車場1台といった感じ。

この標準的な3ベッドルームを中心に、
  • 共用のプールがある
  • 全くプールがない
  • 2ベッドルーム
といったもう少し安い価格帯と

  • 4ベッドルーム以上
  • プールの大きさが10m以上
といったもう少し高い価格帯があります。

標準的仕様の3ベッドルームの販売価格は、小さめのが4-5ミリオンバーツ、少し広めのが7-8ミリオンバーツといった感じです。

バンコクのコンドの販売価格と比べると、かなり安いのがわかると思います。

こんな時期なので手放したい人も増えていて、いつも以上に売買物件の情報で溢れていますが、もちろん貸したいと思っている人もいて、家賃の相場は随分下がってきています。

プールのない家だと、1万~1万5千バーツ/月くらいのところも沢山ありますが、今回の話は、『普段なら快適な暮らしをしているが、コロナでロックダウンが続く中、家族でもうすこし寛げる空間に移動したい』という人がホアヒンに数ヶ月避難してくるという状況を想定しての話です。

できるだけ安く暮らす話でしたら、今いるところでじっとしているのが最適だと思いますので、ホアヒンで安く暮らす話はまたこの次に。

わざわざホアヒンまで避難してくるのであれば、まず庭とプールはあった方がいいと思います。
部屋の中にとじこもっているのであれば、都会のコンドにいてもホアヒンにいても余り変わりがないと思うからです。

ホアヒンの住宅地は主に線路より西側に広がっていますが、(普段からもお勧めしている通り)この時期は特に飲食店からのデリバリーを考えると、北は Pa La-U Road(Route 3218)から南は Soi112 、西はイミグレーションのある通り(Route 2004)くらいまでの間がいいと思います。

Hua Hin Blog / Thailand


この辺りで先に書いたような標準的仕様の3ベッドルームで状態もよく全家具付きの物件で、だいたい相場は5万バーツ/月くらいです。

コロナで需要が少ない時期ということもあって、2万5千~3万バーツ/月くらいの物件もたまに見ますが、写真をみると備え付けの家具やリネンがいまひとつ…というところが多いようです。

その辺を全く気にしない方なら、そういう物件もありますが、極端に安いところはメンテナンスなどをしっかり確認したほうがいいです。
長期借り手いのいないまま空き家になっているところなど、メンテが悪いとプールの水質に問題があったりしますので。

あとは交渉次第というところですね。
交渉次第でもっと安くなるとは思いますが、長期契約ではなく、1-2ヶ月でということだと、下げ幅は少ないかもしれません。

マネジメントフィーは1-2ヶ月の短期の場合は持ち主負担の場合が多いと思います。
これは払えと言われても、短期の場合は交渉して確実に持ち主負担にできると思います。

通常マネジメントフィーには、入り口のセキュリティ、公共の場のメンテなどといったコンドのマネジメントと同様のもの以外に、個人宅のガーデニングやプールのメンテナンスなども含まれます。多くの場合一日に数回、無料のシャトルバスが街なかまで往復しています。

マネジメントがない孤立して建っている一軒家というのもありますが、タイ語が堪能な人以外はお勧めしません。
セキュリティが24時間在住している安心感だけでなく、水漏れなどちょっとしたトラブルはマネジメントオフィスに電話すると対応してくれます。まあコンドに住んでいるような感じですね。

WiFi、電気代、水道代などは使用した分を負担というのが一般的。

水道は、場所によっては一部上水道がまだ通っていないところもあります。そういう家は外にあるタンクに週に何度かトラックで給水してもらうことになります。
上水道料金より高くつくのと、水質に問題がある場合もあるので、短期の賃貸では避けたほうがいいでしょう。

電気代は、マネジメントのある物件の場合、直接電力会社に払うのではなく、マネジメント会社に払うことになりますので、KWあたりの請求額を事前に確認することをお勧めします。

この辺の水や電気周りの話は以前何度か詳しく書きましたので、早々に書き直し・更新をして、また読めるようにしておきます。

とにかく、何が含まれていて家主持ちでやってくれるのか、何を自分で手配しなければいけないのかは、契約時に要確認です。

ここまで読んでいると、色々面倒なように感じるかもしれませんが、実際はそうでもありません。まあコンドを短期で借りて住むのと余りかわらない感じです。
特にマネジメントのある物件では、ちょっとしたことはマネジメント会社が間に入って助けてくれますし。

繰り返しになりますが、ホアヒンでももっと家賃の安い物件はありますが、今回はそういう話ではないので…。

家族3-5人くらいで1-2ヶ月、ホアヒンで快適に避難生活をするには…という想定の話です。

実際に借りる前には、見て確認したほうがいいので、最初の1週間はホテル泊にして、ホアヒンに来てから契約…というふうにできたらベストだとは思います。

追加情報の話はまた別途…。






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