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タイでの医療保険加入
我が家は11月がリタイアメントビザの更新時期。それにあわせて先に医療保険の更新の時期がやってきます。
我が家は医療保険の加入を長いこと検討はしていたものの、実際に加入したのは去年から。
その際に リタイアメントビザ(OA) 更新に必要な保険 の話として詳しく書きましたので、興味のある方は過去記事をご参照ください。
働いていて会社を通して保険に入っていたときは、掛け金は会社持ち。
なので、保険が適用されるときには必ず保険をつかっていましたが、自分で掛け金を払うようになると、いくら以上の医療費なら保険を使うかは検討が必要になります。
一年間全く保険を利用しないと、翌年の掛け金が安くなるからです。
日本では国民保険に入っているから、個人では医療保険には入っていないという方でも、車の保険などでは同じ制度なのではないかと思います。
ちなみに今年の更新では、No Claim Discount は 10% のディスカウントが提示されてきました。
今年はそのまま更新するのではなく、No Claim Discountで少し安くなるぶん、Deductible (医療費の自己負担分) の設定を10万バーツから4万バーツに下げて契約することに。
これで大幅に Deductible の設定を下げても、今年の掛け金と昨年の掛け金はほぼ同じくらいですみました。
若い時はほとんど考えたこともありませんでしたが、年を取ってくると毎年保険会社の選定にはかなり時間をかけてリサーチして検討します。
…というのも、たいていの保険会社では、最初に加入する際の年齢設定があり、ある年齢以上になると新規加入はできなくなるからです。
今使っている保険会社は、新規加入は80歳までOKですが、今回検討した会社の一つは70歳までとなっていました。
60歳という設定の会社もあると聞いています。
ここと思う保険に年齢制限ではじかれないうちに、生涯ここと思える保険会社に決めてしまわないといけない年齢になってきてるんですよね。
新規加入のハードルは越えても、何歳まで保険に入っていられるかという更新年齢の制限も会社によってマチマチなので要確認ですが…。
ちなみに今入っている保険は99歳まで更新可。ほかは80とか85までというところもありました。
また、若い時は掛け金はどの会社でもそこそこ安くすみますが、年齢が上がるにしたがってどんどん高額になっていきます。
今だけでなく、今後10年、20年の掛け金という点も確認しないと、そのうち払えなくなってしまうと困るので…。
ただし、よく一覧にのっている掛け金は、いろいろなディスカウントがなしの前提の金額です。
一覧をパッとみて、この金額では無理…となっても、諦める前に相談してみるといいかも。
Outpatient(通院・外来治療) をつけない (OAビザには必須です) とか、Deductible (医療費の自己負担分) を高く設定するとかで、同じ保障額の保険でも掛け金はかなり安くなります。
ちなみに我が家の保険を、去年と同じ Deductible (医療費の自己負担分) で更新すると、32.5%のディスカウントという見積もりがきていました。
どういう補償額にするか、いくらの Deductible (医療費の自己負担分) を設定するかといったことは、各家庭の状況によってこれが正解というのはないと思います。
我が家の場合は、手元にあるお金で払える治療費は自己負担でもかまわないけど、どうしてもそれは無理っていう時には保険にカバーしてもらいたい…という趣旨で加入しているので、少額の場合は自分で払い、なるべく No Claim Discount の割合を増やし、Deductible (医療費の自己負担分) を設定することで更に割引額を増やして、その分高額補償の保険に入るようにしています。
知人の中にもいるのですが、やはり一番怖いのは交通事故などで重症を負い、考える暇もなく手術、入院となって退院まで3~6ヶ月…みたいな状況なんですよね。
病気ならある程度、どんな治療をいつ受けるかという選択をすることが可能な場合もありますが、事故の場合はそうもいってられないので…。
今年はまだ保険会社を変えられる年齢内なので、いくつか見積もりを取って検討しましたが、とりあえず同じ会社で更新することにしました。